こんにちは!
モノクローム筆アーティストのすがはらけいこです。
今回は「筆文字アートとは?」というテーマでお話していきます。
筆文字って、もともと字が上手じゃないと書けないとか、
お習字の経験がないと書けないとか、
センスがないと書けないとか
そんな風に思われている方が多いと思います。
確かに、もともと字が上手な人も
お習字の経験が豊富な人も
すごいセンスがある人も
筆文字アートでステキな作品を書かれています。
でも、そんなじゃなくても大丈夫!って思ってもらえるように
ちょっと気になっている方にも分かりやすく解説していきます。
筆文字アートとお習字の違いについて
筆文字アートというと、筆ペンを使ってってイメージですよね。
もちろん筆ペンで手軽に書くこともありますし、
墨と筆で書くこともあります。
わたしも、初めて筆文字アートを習ったのは筆ペンでした。
色んな太さの筆ペンを使って
文字のボリュームや大きさを変えてみたり、
カラーの筆ペンを使って、
カラフルな作品を書いてみたりしていました。
今は、墨と筆も使いますし、筆ペンももちろん使って
作品のバリエーションを増やしています。
筆文字アートは、ポストカードに書いているイメージが
あるかも知れませんが、
わたしは筆も使うので、半紙にも書きます。
色紙に書いたり、画用紙に書いたり、水彩紙に書いたりもします。
使う道具としては、大きな違いは特にありません。
では、どう違うのか…
一番大きな違いは、
決められたルールがあることとわたしは考えています。
筆の持ち方や、筆運びなど、筆の使い方が決まっています。
1つの文字を書くにも、
筆をこう置いて、この線はこう筆を動かして、ここはこう曲がる…
など、小学校のお習字の時間に、指導された経験がありますよね。
わたしも小学生の頃に2~3年お習字に通っていましたが、
なかなか上手く書けなかったことを覚えています。
では、筆文字アートは?と言うと、
まったく決まりはありません!
筆の使い方も決まっていません。
書き順も守らなくていい。
アンバランスでもいい。
ぶっちゃけ言うと、なんでもあり!です。
ん~、なんだかんだ、決まりがある筆文字もあるようですが、
基本的には、自分らしさを表現できるアートです。
筆文字アートには見本がない?
筆文字アートとひとことで言っても
色んな筆文字があります。
〇〇筆とか〇〇書とか、SNSに溢れています。
お手本があって、この通りに書きましょう、
という筆文字アートもあります。
インスタグラムで同じような作品を見かけることもあります。
逆に、自由に自分らしく、想いのままに表現されている作品も
たくさんあります。
わたしが出会った筆文字アートは、ガチガチにお手本がある筆文字でした。
認定講座などもあって、そのための課題にも必死で取り組みました。
わたしは、数年前に、誰かと同じような作品を書くことに、
魅力を感じなくなり、筆ペンを筆に持ち替えて、
自分らしい表現を始めました。
どんな筆文字を書きたいか、どんな表現をしたいかで、
お手本があるかないかを選んでみてはいかがでしょうか。
筆文字アートは難しい?
「筆文字アートは難しい」という言葉を聞くことがあります。
普段使っている、筆記用具ではないもので書くので、
思うような線が書けなかったり、変な字になってしまったり
することはあります。
上手に書けないから難しいと思われるのかも知れません。
もちろん、そんなに簡単に書けるようにはなりません。
わたしも、納得できる作品が書けるようになるまでに、
何十枚と練習することがあります。
とてもステキな作品を書かれている方から
何百枚と書いても、納得できないこともある
そういう時は別のものを書いて、リセットすることもある
と聞いたことがあります。
「こんな線が書きたい」という理想みたいなものが、
誰にでもあるので、とにかく練習するしかありません。
そういうところが「筆文字アートは難しい」と言われる
理由かもしれません。
これは、どんなことにも言えるのですが、
ちょっとやっただけで、できるようになることはありません。
いつも書いている文字は、小学生の頃にたくさん練習しましたよね。
ステキな筆文字アートを書きたいなら、練習あるのみです。
わたしも、練習を始めると、時間を忘れて書いていることがあったり、
足の踏み場がなくなるほど、床に半紙を広げていることが
あったりします。
ステキな作品をSNSなどに投稿している方も、
見えないところでは、ものすごい努力をされているかも知れませんね。
まとめ
さて、今回は、「筆文字アートとは?」について解説してみました。
いかがでしたか?
どんな筆文字アートが自分に合っているのか、
人によって違いはありますし、どんな表現をしたいかも違います。
無料体験講座などでも確認できるので、
色々とやってみることをオススメします。
実際に体験して書いてみることで、
自分の表現したいものが見えてくると思います。
では、今回はここまで。
今日も笑顔で楽しく過ごせますように…