こんにちは!
モノクローム筆アーティストのすがはらけいこです。
今回は「筆文字アートは独学でうまくなるか」というテーマでお話していきます。
筆文字って独学でもうまくなるのか?
これは、YesともNoとも言い難いテーマです。
その理由について、解説していきます。
独学でうまくなる?YesともNoとも言い難い
なぜかと言うと、筆ペンを使ったことがある人や
お習字の経験がある人、筆を使うことに抵抗がない人には
決まったルールがなく、自由に書いていい筆文字は
独学でも書けるようになると思います。
ただ、筆ペンを使ったことも、お習字の経験もなく
筆なんてどう使えばいいのか分からない人には
簡単なコツだけでもいいので、習った方がいいんじゃないか
と思います。
字を書くって
ホントに個人差があって、みんな同じように
学校で書き方を習うのに、ものすごく個性が出ます。
人が初めて文字を書く、ひらがなには
しっかりとしたお手本があります。
それを、忠実に真似して書くことができるかどうか。
これが、大きな違いとなって字に現れるんじゃないかな、と考えます。
お習字にはルールがいっぱい、筆文字アートは自由!
お習字を習ったことがある人なら経験があると思いますが、
お習字ってこれでもか!ってぐらい
お手本を真似して、そっくりに書かないと
先生から朱色の筆で直されます。
「ここはまっすぐ」とか
「このハネはこうしてハネる」とか
「ここはしっかりはらう」とか
「角は筆をこうして動かす」とか
もう、どんだけ~~~ってぐらい(笑)
子どもの頃に習ったお習字では
自分が書いた黒い墨の文字が見えなくなるぐらい
先生の朱色の墨で直しを入れられてました。
お手本に忠実に書かなければ、級も上がらないし
本に載せてもらえることもありません。
でも、筆文字アートは、級なんてないし
本に載るとかもない。
なんなら、自由に書いて販売することや
教えることや、展示会を開くこともできます。
ちょっと器用な人なら
インスタグラムなどに投稿している人の作品を見て
「こんな感じ~?」なんて言いながら
書いてしまう人もいます。
わたしが教えてきた人の中にも
「認定が欲しい」と言われる方がいらっしゃいました。
何の認定?って聞くと
教えたり、販売したりするときに
どこの筆文字を習って、認定を受けているかを
聞かれることがある、ということでした。
そういうのもあるのね~・・・・
わたしはそういうの聞かれたことはありません。
まとめ
ご自身の個性を活かして
自由に表現したい人は、独学でも十分!
何か認定が欲しいとか
協会に属したいとか
この人と同じ文字が書きたいとか
そういう人は、しっかりと習ってみるのも
いいんじゃないかなと思います。
では、今回はここまで。
今日も笑顔で楽しく過ごせますように…